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社会不適合者の社会派ブログ

目指せ!新世代の社会派ブロガー!

2016年本屋大賞~「小説」嫌いは「書店員」に向かない~

本屋大賞2016が発表されましたね!

今年は、宮下奈都さん「羊と鋼の森」文藝春秋)が選ばれました。

 

TVのニュースで、本屋大賞を知ったので本屋好き(過去記事参照)の私はホームページで詳しく調べたのですが実に驚きました。

本屋大賞の2位以下の作品タイトルも示し合わせたように、小説だったからです。

2位から10位は以下の通り(敬称略)

(2)住野よる「君の膵臓をたべたい」(双葉社)(3)中脇初枝「世界の果てのこどもたち」(講談社)(4)西川美和「永い言い訳」(文藝春秋)(5)辻村深月「朝が来る」(文藝春秋)(6)米澤穂信「王とサーカス」(東京創元社)(7)深緑野分「戦場のコックたち」(東京創元社)(8)東山彰良「流」(講談社)(9)中村文則「教団X」(集英社)(10)又吉直樹「火花」(文藝春秋

 

それどころか、以前の受賞作も何と全て小説だったわけです

15年「鹿の王」上橋菜穂子

14年「村上海賊の娘」和田竜

13年「海賊とよばれた男百田尚樹

12年「舟を編む三浦しをん

11年「謎解きはディナーのあとで東川篤哉

10年「天地明察冲方丁

09年「告白」湊かなえ

08年「ゴールデンスランバー伊坂幸太郎

07年「一瞬の風になれ」佐藤多佳子

06年「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」リリー・フランキー

 

これをみておったまげた私は、公式ホームページをみて「本屋大賞」のことについて

調べました。

で、本屋大賞の対象作品は以下の通りです。

 本屋大賞 :2014年12月1日〜2015年11月30日の間に刊行された(奥付に準拠)日本の小説(判型問わずオリジナルの小説)

で、個人的に思ったことは、「書店員」の適性の1つは本の中でも“小説”

が好きであることを求めているのだなということです。

一般的に言われる「書店員」の適性としては、

書店員に向いている人、適性 | 書店員の仕事、なるには、給料、資格 | 職業情報サイトCareer Garden によれば

「本が好きな人」,「リーダーシップのある人」,「好奇心旺盛で探究心のある人」

「人と接することが好きな人」,「体力のある人」だそうで。私としては、適性として「本を好きな人」以外の4項目はごもっともなものばかりでうなずけるのですが「本が好きな人」というのは少し考えることが有りました。

 

結論から言うと、「本が好きな人」の「本」≒「小説」ということでいいと思います。

本屋大賞の経緯は、本屋大賞のホームページによれば

売り場からベストセラーをつくる!
本が売れない時代と言われます。出版市場は書籍、雑誌とも年々縮小傾向にあります。出版不況は出版社や取次だけではなく、もちろん書店にとっても死活問題です。 その状況の中で、商品である本と、顧客である読者を最も知る立場にいる書店員が、売れる本を作っていく、出版業界に新しい流れをつくる、ひいては出版業界を現場から盛り上げていけないかと考え、同賞を発案しました。

本屋大賞とは | 本屋大賞

と、出版不況に陥っている出版業界を書店員で盛り上げていこうという目的だそうです。つまり、出版業界を盛り上げたいなら様々なジャンル(ビジネス,ノンフィクションetc)の本を対象にしていった方が裾野が広がるに決まってます。

にも関わらず、大賞の対象作品が「小説」だけということはどうやら「小説」以外で

出版業界が盛り上がるとは端から考えてないようです。

最も出版業界と言いましても、書店員発案(少なくとも建前は)なので単純に出版業界全体というよりは書店で売れる本(=書店が盛り上がる本)でないと本屋大賞の対象にする意味がないわけです。

つまり、これからも書店で買われる可能性が高いのは「小説」でありそのほかの本で

書店が盛り上がることはなく段々書店より姿を消すことになるよということが考えられます。なぜ「小説」以外が姿を消すのかは、私も考えてみたいです。

とにかく、「小説」以外本屋からから姿を消す(≒商品でなくなる)以上「本」は好きですが、小説をほとんど読まず岩波新書や中公文庫の教養書が好物な私みたいなタイプは「本が好きな人」の「本」の対象外から外れています。

つまり、「本」は「本」でも「小説」以外の本が好きな人は書店員にはお呼びではない

ということなのです

とりあえず、私は「本屋」への転職は避けようと思いました。

 

 

ではでは~

 

ps.ちなみに私の1推しの本です

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