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社会不適合者の社会派ブログ

目指せ!新世代の社会派ブロガー!

『響け!ユーフォニアム』1期振り返り~1話・2話~

サブカルチャー

今秋2期のアニメ化&劇場版公開中のの『響け!ユーフォニアム』ですが、

1期について簡単に振り返っていきたいと思います。

ちなみに、響け!ユーフォニアム』とは何ぞや?という方は

TVアニメ TVアニメ『響け!ユーフォニアム』公式サイト

原作小説 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~│宝島社

をご覧ください。といっても、原作未読者やアニメを一回も見たことのない人

ですとネタバレしまくりの正直ついていけない内容です。ですので、上のwebサイトを見てブラウザバックor他の記事の閲覧を強くおススメします。

 

といっても、1から10まで振り返ると総花的となるので「原作」と「アニメ」の

違いについて振り返りつつ考察したいと思います。

原作のページ数は基本的に全て1巻の「北宇治高校吹奏楽部へようこそ」

 

1話:「ようこそハイスクール」

原作では、プロローグ(p6~10),p13の7行目~p13のラスト,

p15の8行目~p17のラスト,p26の4行目~p31の14行目 に該当します

◎注目すべきアニメオリジナルの要素としては

A.部活見学に緑輝および葉月と行く

B.久美子の姉である黄前 麻美子が登場する

C.滝の登場が滝が神社でモブと話す

という所でしょうか。

まず、Aの部活見学ですが、アニメ版での黄前久美子が後のキーパーソンである元同級生の高坂麗奈と再会するという1話で最重要なシーンです。1話では、まず入学式後に葉月と出会います。その後担任の美知恵が緑輝の名前をうまく読めなかったことで、緑輝に興味を持ち話しかけ部活見学という流れです。が、原作の該当部分ではそのまま3人で帰る流れとなり色々話していく(中学の部活とか)うちにいつの間にか緑輝に吹奏楽部に誘われる流れとなり入部することになるのです。

これについては、既に他の人も考察しております。

例えば、アニメ第1話で久美子が吹奏楽部に入るか悩んで、一旦「入ろうと思っていたけど辞めた」と言うシーンはアニメオリジナルです。原作は葉月と緑に「一緒に入るんやんな?」と言われてそのまま流されて入ってしまいます。

  原作の久美子はひたすら「周りに流される」んですね。自分の意見を持たない。
 アニメの久美子もそういうところがありましたが、原作を読むとアニメはまだ意志のあるキャラだなと思うようになりました。高校デビューをしようとポニテにしたり、吹奏楽を辞めようとしたり、やっぱ入ったり、ユーフォ以外の楽器を選んだり。アニメ版の久美子は「吹奏楽」も「ユーフォ」も一度自分の意志で辞めようとしているんですね。そこからのスタートとなっている。

上2つの引用元(2016年5月6日閲覧)は 

『響け!ユーフォニアム』アニメが描いていたものを原作小説から読み解く やまなしなひび-Diary SIDE- http://yamanashirei.blog86.fc2.com/blog-entry-1957.html

 このように、原作では久美子が「周囲に流され」ているという考察をされており

全くここに関しては、これ以上今のところ上手い解釈が思いつきません(涙)。

まあ、制作側の都合としては

高坂麗奈の再会にインパクトを出したかった

:麗奈をみた途端久美子は変顔の披露と共に「ぬおぅえ」という心の声をします。原作では入学式の新入生代表挨拶で再会するのですが、舞台上と舞台下という距離では久美子がぬおぅえ」という心の声を出すほどに麗奈を恐れるのに違和感ありそうです。

◎あっさり入部したらAパートで1話終わってしまう(原作ですと、入部を決めた後は秀一と再会し会話が終わると、いきなり入学式2週間後に飛びます)

吹奏楽部の面々の視聴者への顔見せ(とくに田中あすか):1話ではあすかは表向きの茶目っ気のある陽気な性格しか久美子達に見せていません(本性を見せ始めるのは7話からです)

とかでしょうか。

Bの麻美子の登場は正直意図が分かりません。なぜなら、原作では1話の該当部分どころか1巻では全く登場しないからです(名前だけは出てきます)。原作で実際に登場するのは2巻「北宇治高校吹奏楽部のいちばん熱い夏」からで、このとき久美子に「部活では大学に行けない」と発言をしています。

麻美子は3巻「北宇治高校吹奏楽部、最大の危機」で、再び帰ってくるのですがそこで東京の大学を辞めたいと親に話し両親と対立することになります。両親の対立の末、美容師を目指して美容学校への入学を決意することになり久美子に本音を語っていきます。この一連の騒動の詳細は長くなるので省略しますが、アニメ版では麻美子は1話以降も1期で数回登場しています。原作では、2巻までは登場せず存在が語られるときも

「中々帰ってこない」とされておりキャラクターとしての立ち位置が明らかに異なります。ですので、3巻の部分にアニメ2期が突入しても麻美子の一連の騒動はやらない可能性は高いです。

Cの滝の登場ですが、こちらは単に視聴者への顔見せでしょう。久美子が中学時代に部活で演奏した「地獄のオルフェ」を聞いたとはいえ、直接久美子たちとは絡んでないわけですし。

 

ちなみにEDでは北宇治カルテットとして久美子,麗奈,葉月,緑輝の4人

で歌っていますが葉月,緑輝と麗奈の絡みは1期では全くというほど

ありません。ですので、北宇治カルテットも完全にアニメオリジナルです。

www.youtube.com

ぶっちゃけて言えば、久美子と麗奈のデュオの方がアニメ版のストーリー的には合っているのかなと思います。2巻以降なら葉月,緑輝と麗奈の絡みも一定はあるのですが。同じ京アニけいおん!を意識したと言えばそこまでなのですが。

 2話:「よろしくユーフォニアム

opです。特にユーフォニアムとは関係ない歌手ですし、考察は略で行きます。

 

2話の出だしからアニメオリジナルで、入学式から2週間経過し麗奈と仲良くハグする妄想をしているシーンでスタートしています。結果はストーリー展開からお察しですが、このシーンも久美子が麗奈にまだ距離感を持っているということを強調しています。

原作では、p31の15行目~p50の3行目・・・①

p58の18行目~p59の15行目・・・②

p51~p57ラスト・・・③

p60~p61ラスト・・・④ に該当します

2話に関しては、原作の内容通りに基本的には進んできます。アニメ版では原作と異なり、楽器決め(①)と顧問登場&今年の目標決め(③)が別日(原作では楽器決定後にいきなり顧問登場で目標決定)となり間に再会した葵と帰り道に話すシーン(②)が挟まれます。

②のシーンが挿入された理由は楽器決めに葵が関わる(原作では目標決定で京都大会で満足に1人手を上げたところで久美子は)ため、葵の視聴者への補足説明をさせるために会話シーンを分割したいうのが1点でしょう。後は、単純に楽器決めと目標設定を一気にやると延々と教室の場面で話が進みダレルからでしょうか。

楽器決めのシーンでのアニメ版の特徴は、久美子は楽器決めの前にユーフォニアムからトロンボーンに変えようとする言動があります。

例えば、あすかが長々とユーフォの説明をするシーンで

久美子 「ていうか、私がユーフォやっていたことは秘密ね」

葉月 「え、なんで。なんで。」 久美子「その方が他の楽器に移りやすいでしょ。」

 という会話がありますが原作では特にこのようなシーンはありません。久美子は原作では緑輝にユーフォニアムが空いていることを言われ、割とあっさりとユーフォニアムに決めています。

これが、アニメですと

トロンボーンパートのところへ→秀一と鉢合わせ→葵と再会→

葵が幼馴染で久美子がユーフォニアムをやっていたことを告げる→あすかに連行

という流れです。このシーンの前にも、あすかが

「うちのパート、まだ緑輝(サファイア)ちゃん以外まだ1人も希望者来ていないのだけど」

と3回も呪ったように低音パートに勧誘されてなおトロンボーンパートの元に

行っています。このあと、アニメ版では「なぜ3回も言うのですか」とあすかに尋ね

あすかは「君鈍いのかにゃー」と言われます。

別に鈍いわけではなく、先ほどの引用にもあった

アニメ版の久美子は「吹奏楽」も「ユーフォ」も一度自分の意志で辞めようとしているんですね。そこからのスタートとなっている。

『響け!ユーフォニアム』アニメが描いていたものを原作小説から読み解く やまなしなひび-Diary SIDE-

ということで何とかトロンボーンパートに行こうとしているのですよね。

原作の久美子なら、あすかから3回も勧誘を受けたら「じゃあ低音パートにします」とか言ってもおかしくないと思います。

追加されたアニメオリジナルの場面はほぼ高坂麗奈絡みです。理由としては、久美子が麗奈にまだ距離感を持っているということを表現し、ラストで麗奈が「高校もユーフォだね」と一言話すことで少し距離感が縮まるということを示しているのでしょうか。

それ以外にアニメで細かい流れこそ変わっていますが、基本的には原作通りの内容となっているのです。やはり、楽器決め&目標決定といった内容の濃い回ですし変えようが

無かったと思います。ただ、目標を決めるときに久美子は原作では周囲に流されて「全国を目指す」に手を挙げましたが、アニメ版では「全国を目指す」「楽しく演奏で十分」のどちらにも手をあげてないです。

 その後葉月と緑輝との会話でのやり取りで、建前の理由として「全国か楽しければいいという質問がいや」と久美子が答えます。そこで、緑輝が「高坂さんの反応を気にしているからと思った」と言われ、久美子が1人になった後「何質問のせいにしているの」と自己嫌悪になり「高坂さんが怖かっただけじゃん」と落ち込みます。このアニメを普通に見ていれば、どちらにも手を挙げなかったのは「高坂さんが怖かった」からとなるでしょう。そして、その結論は「麗奈と久美子の距離が縮まる」というこのアニメの主題の1つとしては間違ってないのでしょう。ただ、私はひねくれ者なので「高坂さんが怖かった」からというより、建前の理由として久美子が挙げた「全国か楽しければいいという質問がいや」という理由もあながち不正解ではないではないのではと考えます。ただ、なぜ「全国か楽しければいいという質問がいや」という理由もあながち不正解ではないかと言われると正直頭でまとまっていないです。

なので、ここら辺は思いついたら追記・修正したいと思います。

 

つぎは『響けユーフォニアム』1期振り返り~3話・4話~

を行っていきます。2期スタートまでには終わらせるつもりです。

 

(4328字)