読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

社会不適合者の社会派ブログ

目指せ!新世代の社会派ブロガー!

映画「君の名は」感想~笑いも涙もないが良作でした~

サブカルチャー

映画「君の名は」を9月28日に見てきました。平日だったのですが、話題の映画ということで就職活動関連の用事が終わった後に見ることにしました。平日の昼間なのにほぼ満員で本映画の人気ぶりが分かりました。凄い良作で良かったです。

f:id:sasashi:20160928233901j:plain

私はラブライブ!サンシャイン!!について批評していますが、アニメを見ることは殆ど無く毎クール1つ見るか見ないか程度です。

映画はジャンルに関わらず全く見ず、劇場で映画を見るのは小4でポケモンの映画を見た時以来です。という訳でこの映画について数回に分けて記事にしていきます。まずは見に行った感想を書き連ねていきます。

 

 お品書き

1. この映画を見た総評(ネタバレ無し)

 この映画の率直な感想としては、「泣けるとか笑えるとかではなく複雑な感情を持った」ということです。恋愛映画でありがちなお涙頂戴の感動モノではありませんでしたし、かといってコメディ映画的な笑いもありませんでした。強いて言えば、2人の内の主人公の1人三葉の地元の田舎街に関して少しノスタルジックを感じましたが。三葉たち田舎の町の高校生は田舎過ぎるので「早く東京に出たい」と不満を漏らしますが、ここら辺の心情にもリアリティを感じました。

本作品のあらすじは、一言で説明しますと「田舎の高校生の女の子と都会の高校生の男の子が定期的に入れ替わっちゃった! 実はその入れ替わりには凄い秘密が!」(引用:http://www.hitode-festival.com/entry/2016/09/12/194804#君の名はあらすじ)というものです。男女が入れ替わるというラブコメのいかにもな設定な本作にも関わらず笑いは映画館からも怒りませんでした。

ではこの作品は「駄作なのか?」というとNoといえます。もし駄作ならば、1カ月足らずで興行収入100億円を突破という記録にはなり得ないでしょう。私は映画に詳しくありませんが、「1800円払って2時間使ってみただけの価値のある映画」であるのは確かです。

映画に詳しい評論家からは以下のような批判意見も出ていますが、1回見ただけの素人ではここまで気になりませんでした(とはいえラブライブ!サンシャイン!!は手厳しく批判していますが。)。機会が有ればもう1度くらい見て、その時はより突っ込んだ批判的な記事を書く可能性はあります。

top.tsite.jp

 

 

 

ここからは若干のネタバレがあります。もちろん可能なところは表現をボカシますが、見ないと分からないことも含まれるのでまだ映画あるいは小説「君の名は」に触れてない方はご注意ください。

2.笑いも涙もなく複雑な感情が残った理由

A.途中で連絡の取れなくなる主人公の2人は最後に再会するも・・・

この理由を説明するために、本作のあらすじを簡単に述べます

本作の主人公は東京の男子高校生の立花瀧と飛騨の山奥にある糸守町の女子高生宮水三葉の2人で、この2人が突然入れ替わることから物語はスタートします。三葉と瀧では3年のタイムラグがあり、三葉の方が瀧より3年過去です(重要な設定です)。序盤はこの2人が「入れ替わり」での生活の変化がメインのシナリオとして進行しますが、ある事情で「入れ替わり」が途絶えてしまいます。その後瀧が、三葉と再会するも三葉の地元を訪ねるもある災害のせいで三葉が3年前に死亡していることを知ります。その後瀧は三葉と再会すべく様々な行動を起こし、一度は三葉と会えるもお互いの名前は分からずじまいでした。その後数年が過ぎ、ある時に東京で瀧と三葉は再開し映画のタイトルでもある「君の名は?」とお互いに尋ねるシーンで終わります。

長々とあらすじを述べましたが、結末は中盤に瀧が図書館で見た三葉死亡ENDでもなく、三葉が生きていても再会できずという展開でもないハッピーエンドの部類ではあります。ラストシーンも、2人が再会し「君の名は?」とお互いに尋ねて終わりなのです。なんですが、本当にそれだけです。以後の2人の関係は何も分かりません。名前を尋ねただけで終了の可能性もありますし、一応恋愛映画というジャンルですが結末は視聴者の想像に委ねて終わりなので「2人は再会できたけどどうなるのだろう・・・」という感情に襲われました。

数年後の東京で瀧は糸守町出身の三葉の同級生である勅使河原克彦と名取早耶香が結婚の話をしているのを聞きますが、三葉との関係はそこまで進展するのでしょう?という複雑な感情は有ります。そもそも恋愛感情に至る前に破局というのもあり得ますし。

 

B.糸守町についての描写

三葉の地元である糸守町は彗星災害で消滅してしまいます。そして三葉も災害で無くなり、それを阻止するのが後半のシナリオの軸ですが彗星災害で町が無くなるという点に「福島原発」と重ね合わせてしまいこれまた複雑な感情に陥りました。

参考 「シン・ゴジラ」と「君の名は。」の違い - ゴー宣ネット道場

この部分については、小説版などを読んでからそれも合わせて後日改めて記事で書きたいと思います。

3.小説版「君の名は。」について

f:id:sasashi:20160929224339j:plain

 小説版「君の名は。」(角川文庫)も映画を見た翌日に購入しました。途中までしかまだ読んでないのですが、展開としては映画版とほぼ同じで小説原作にありがちな変な改変とかもありません。

映画を見た方なら映像で見た世界観に「活字」でもう一度浸れ、映画をまだ見てない方ならば映画を見る前の予習になるので、「君の名は。」に興味があるならば是非購入をおススメします。定価が560円とコミック並みに安いので、映画を見るかのお試しとして小説を買うのも全然アリです。

 

 なお、角川つばさ文庫の「君の名は。」もありますがこちらは対象が「小学上級」と子供向けとなっています。内容的にはほとんど違いは有りませんが、胸をもむ云々は子供向けということで改変されています。後挿絵付きです。本ブログの読者で小学生は殆どいないと思いますので、本屋で角川文庫版と誤って購入しないようにご注意ください。

君の名は。 (角川つばさ文庫)

君の名は。 (角川つばさ文庫)

 

 

 

4.「君の名は。」感想おススメブログ

有名ブロガーヒトデさんの感想記事です。映画を一回見た後なら見て損は無いでしょう。ネタバレがあるので、未視聴なら見ない方が良いです。

www.hitode-festival.com

率直な感想が心を打ちます

tarareba722.hatenablog.com

 未視聴者向けなので、映画に予習にどうぞ。

www.yutorism.jp

 

本作はいくつか複雑な感情を抱いた場面もありますが、笑いも涙も無いながらも「良作」であったと言えます。まだ見たことのない方も、アニメが嫌いな方も見て損のない作品と思います! あとは小説版も予習復習に役立ちます。



 

 

(2939字)