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JR北海道問題から「北海道が危ない!」を考える~北海道は中国かロシア領になります~

このままでは、10年後の日本最北端は青森県大間崎という笑えない事態になりますね。

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JR北海道の騒動に衝撃を隠せず、北海道に転勤を言い渡されないことを祈る笹史(@sasashi1992)です。慢性的な経営難であるJR北海道が路線半減を打ち出したそうですね。JR北海道の提示する路線縮小が全て決行されると、国境地帯である稚内根室に鉄道がとおら無くなる異常事態となります。交通が不便なため人口流出によって10年後に無人化して道北と道東一帯がロシア連邦サハリン州エゾ地区or中華人民共和国蝦夷自治区として実効支配される可能性も0ではないですね。スウェーデンのように徴兵制を復活させて、稚内根室に常駐させるなら話は別ですが。

 お品書き

 

1.「JR北海道が危ない!」

JR北海道が路線縮小ということで今揺れています。

 JR北海道が抜本的な事業の見直しの対象とする「単独では維持困難な路線」に10路線13区間を選んでいることが25日、関係者への取材で分かった。うち札沼線北海道医療大学新十津川根室線富良野新得留萌線深川―留萌間の3路線3区間は廃止を伴うバス転換などで協議する。第三セクターの北海道高速鉄道開発(札幌)が鉄道設備の一部を保有している宗谷線根室線の2区間も、支援を求める協議を行うとみられる。検討の対象は計10路線15区間になる見込みだ。

 維持困難路線の13区間は、計1237・2キロに及び、三セクが関与する2区間(204・5キロ)と、北海道新幹線の延伸に伴い経営分離される函館線函館―小樽間(287・8キロ)を合わせ、JRの路線の最大7割が単独運営から外れる可能性がある。

13区間「単独維持困難」 JR北海道 上下分離、軸に協議へ 3区間廃止検討 | どうしんウェブ/電子版(経済)  10/26 07:00

 

 http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0331026.html

下の図がJR北海道の全在来線です。

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引用:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161026-00010001-doshin-hok

 赤線部に関しては、バスへの転換も含めて地元と協議する方向で検討を進めているそうですが実質「廃止」といって良いでしょう。富良野新得間だけは交通路学的に疑問ですが他の2区間は個人的にも廃止はやむなしと思います。

黄線部単独では維持が困難な路線、つまり「金出さないと廃止しかない」という路線です。この内日高本線鵡川~様似間はどうも廃止の方向らしいですが、後はどうとも言えないですね。

news.mynavi.jp

黄線部宗谷線名寄稚内間や石北線など特急が走っている区間も含まれます。また、青線部に至っては、道東の重要都市を結んでおり特急「おおぞら」が運行されている幹線の帯広~釧路間も含まれており、最悪の場合冗談抜きでJR北海道の路線が半減する可能性があります。そうなるとJR北海道は一部で言われているように、JR札幌&北海道新幹線に改名されそうです。まさに、JR北海道が危ない!」という状況でしょう。個人的な心情としては鉄道廃止には反対派ですが、赤線部(と日高線の大半のような黄線部の一部)の廃止はやむなしと思います。ここら辺の利用客減少はJR北海道が経営努力云々の話ではないです(モータリゼーション過疎化)。過疎化に関してはモータリゼーションの結果でもありますが。高齢者が車が無いと生活できない場所に在住していたら、家族が呼び寄せるor介護施設に入れますからね。

JR北海道・四国・九州は三島会社と呼ばれていますが

 

廃線後は、以下のちきりん氏のツイートのように自動運転特区でも作ればいいかと思います。そうすれば、クルマを持ってない住民の移動も何とかなるでしょうか。

特区とか自由緩和にはグローバリズム的な問題につながり懐疑的ですが、北海道に関してはなりふり構っている暇はないと道外の住民が煽ってみます。さもないと、北海道の過疎化が進み日本の国土に最悪の事態が 起こりかねないからです。

 

2.JR北海道の経営問題は、領土問題につながる

JR北海道についてツイートを見てますと次のような意見が出てきました。

 蝦夷ヶ島の上手い定義が出てきませんでしたが、旭川と帯広から先は要するに開拓されたのが明治時代なので江戸時代以前に戻るらしいです。北海道は基本的に明治時代以降に開拓されているので、過疎化を通り越して住民は居なくなるということです。これは危機的状況です。

 

 危機的状況に陥る要因としては、無人化による領土的な問題です。

北海道が危ない!

北海道が危ない!

 

 小林よしのり氏推薦の砂澤陣著「北海道が危ない!」では、「衝撃の実態告発!沖縄だけではない!アイヌ利権、北教組、メディア、忍び寄る中国…北の大地で何が起こっているのか?」という中身で5章を掛けて北海道の危機的な状況を伝えております。そのうちの5章では、「ここまで進んでいる中国の土地買収」というテーマで中国資本に買われている北海道の実態を暴いています。

 例えば苫小牧市の例を挙げてみますと

以前は苫小牧市の中心街構想が挙がったことがあった。道内一の港があり、新千歳高校にも近いのに、素通りされてきた苫小牧は、観光客を呼び込む拠点とするため、JR苫小牧駅周辺のビル所有者や商店主、まちづくりグループの会員ら十数名が検討組織を立ち上げた。(中略)

そんな構想の背景には、中心街の衰退がある。十七万人余りが住み、道内第五の都市でありながら、駅周辺では二十年前に二百店を超えた商店数が百三十店に減少。道内の目抜き通りですら「テナント募集」の張り紙が目立つ。

(北海道新聞平成20年度1月4日)

商業・産業・地域振興など様々な要因が複雑に絡み合い、一概に問題ありとは言い切れないが、相手は中国である。無防備で利益優先型の変革は後々深手を負いかねない。

「北海道が危ない!」砂澤陣 p238

中国資本進出の原因としては、要は「地元の衰退」のせいです。他にもバブル期に開発されたリゾート地やゴルフ場なども中国などの外資に買収されています。これが、東京なら買収されたかは疑問です。

 

鉄道が廃止されると、地域は衰退するとよく言われます。今回の単独では維持が困難な路線には道東・道北の端に向かう根室本線および宗谷本線が含まれております。正直鉄道が廃止になれば、道東および道北は想定より速いペースで人口が減ることが予想されます(根室稚内は現時点では3万人前後)。なぜなら、車に乗れないお年寄りが札幌に移住or高校に通えない高校生が札幌等道央や本州の高校に通うようになりうるからです。

 

現政府は、北方領土の返還を2島先行とか言ってますが北方領土より北海道本土を心配した方が良いでしょう。


さもないと道北・道東の無人化が進行し、新聞の1面に「北海道道北・道東、ロシアに譲渡へ」と騒ぐ日もありえます。そうなると、道北および道東がクリミア半島みたいに占領されて、ロシアエゾ州が現実化します。中国に土地が買われまくって、オリンピックとかいう盛大な浪費イベントの結末によっては、中国に道央,道南も乗っ取られる可能性もあります。JR北海道は幹線だけ残して引っぺがせという論者は、国防意識に欠けていると言わざるを得ません。

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3.具体的方策

ア.国防の観点から

稚内および根室への鉄道廃止がもし起きてしまった場合の具体的な処方箋としては、

JR北海道の路線縮小後の国防対策(特に稚内・根室) - 笹史百貨店

にて掲載しておりますのでよろしくお願いします。こんな事態に陥らずに済むようになることに越したことは有りませんが・・・

イ.路線別改善案

宗谷本線編:~廃止の危機にあるJR北海道の鉄道改造計画~宗谷本線 

石北本線編:~廃止の危機にあるJR北海道の鉄道改造計画~石北本線~ 

根室本線(新得根室)・石勝線:~廃止の危機にあるJR北海道の改造計画~根室本線(新得~根室)・石勝線~ 

根室本線(滝川~新得)・富良野線~廃止の危機にあるJR北海道の改造計画~根室本線(滝川~新得)・富良野線~

千歳線室蘭本線~廃止の危機にあるJR北海道の改造計画~千歳線・室蘭本線~

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