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塾・予備校は無駄!~金と時間を費やして国公立不合格の話をする~

中学3年の夏からと高校生時代に行きましたが、本当に金と時間の無駄でしたね(怒)

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予備校通いが黒歴史でしかない、笹史(@sasashi1992)です。

本日より、

 と学校・塾批判を本ブログの主要コンテンツの1つにしようと決心しました。

記事一覧はコチラ 学校批判

 

 

私は今までの記事では触れてなかったのですが、塾というか予備校に中学3年から高校3年まで同じ塾・予備校に通ったことはあります。予備校に通ったにも関わらず、高校受験,大学受験共に受験結果は惨敗で国公立には行けず私立進学を余儀なくされてしまいました。ちなみに弟は中3で冬期講習に行っただけですが高校は学区2番手の進学校の自上位コースに合格しました。

 

という訳で、本当に予備校に行ったのは時間&金の無駄でしたので、今回は自分の体験談をもとに予備校の金&時間を無駄にした話+αをしていきます。

 

お品書き

 

1.予備校に行っても結局参考書は必要!:「テキストだけで合格」は嘘です

 まず予備校に3年間通い続けて思ったのは「テキストだけで合格」は嘘ですだと思ったことです。私は中学はともかく高校の時は数学を中心に予備校に通っていましたが、まず予備校のテキストを見て思った感想が「問題数少ねえぞ」というものです。

 

数学の講義は高3の時は90分の講義でしたが、大体大問を3つ解説するという形をとっていました。しかもその場で解くのではなく、あらかじめ解いてきた上での解説に90分なので非能率極まりないです。解説は確かに学校よりはわかりやすいですが、それにわざわざ90分費やすべきかというとNoでしょう。生産性が悪すぎます。授業料1回分も掛からずに、この本読んだ方が良いです。私の基礎不足もありますが。

 

という訳で、解答&解説をプリントで渡して分からないところ&別解だけを適宜質問形式にすれば済む話です。まあ、予備校に限らず学校の補講も同じことが言えますがね。

知っていても教師が失業するので絶対やらないでしょうが・・・

 

さらに予備校の合格体験談で「テキストの問題を繰り返しやって合格しました!」とかいう体験談が載っていますが、

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 あんなものは予備校の宣伝文句に過ぎません。問題の質はともかくとして、「テキストの問題だけでは」問題量の絶対数が足りないからです。

高3の数学を例にとりますと、

テキスト:前期と後期の授業が週1回で3問×12回×2=72問

夏期・冬期講習が5日×3問×2=30問

で全102問です。

 

その102問にしてもしっかり丁寧に解説してくれればまだしも、時間が足りないので解説が割愛されたり解答のみとかいうことが5~6回くらいありましたね。下手したら学校の補講の方がよほど密度の高い時間を過ごせそうです。

 

これが参考書の例で行くと、家に青チャートがあったのですが

チャート式 基礎からの数学1+A 改訂版

チャート式 基礎からの数学1+A 改訂版

 

収録問題は【例題】248問,【練習】291問,【演習問題】192問,【総合演習】50問で、計781問と1+Aだけで予備校で扱う問題の7倍以上です。もちろん予備校と異なり参考書では基礎問題から扱うので単純に7倍とはなりませんが、予備校の講義で扱うレベルと言える「演習問題」と「総合演習」でも2倍以上です。

 

予備校のうたい文句としてオリジナルテキストらしいですが、そんなものいらないです。チャートなど市販の参考書に比べて質も高くないですし、何よりも量がクソみたいに少ないです。

 

という訳で、解説を聞いてメモという非能率極まりないオリジナルテキストよりも、チャート使って量をこなす解説授業した方がよほどマシです。日本人は、 履歴書の手書き神話ならぬオリジナルテキストの解説手書き神話を押し付けたいのですかね?

 

 

2.学費が高すぎて親に申し訳なさすぎる件 

予備校に通っていた皆さん,特に志望校に落ちた皆さんなら分かるでしょうが予備校の学費って高いですよね!

 

私の通っていた予備校の冬期講習でどれくらいかかるか調べたところ、1講座に¥15,900かかることが判明しました。冬期講習だけではなく、1・2年生のレギュラーの授業で1講座65,000 円(70分×14回)掛かることも分かりました。

 

これだけの学費に見合った授業でないことは、先ほど説明した通りです。数学ならばチャート式が2000円弱なので、やりこんで学校の教師に質問すれば学校の学費&チャート式の費用で十分です(教師の質によるけど)。

これなど全く同感で、

 100万円あるなら大学教育ということですが、確かに塾など大学に受かる手段に過ぎないので安上がりで志望校に合格できればそれに越したことは無いですね。

 

とはいえ、大学自体意味があるのかは別問題ですが→【大学中退問題】「なぜ学問をする気が無いのに大学なんて行こうと思った!」と聞く人はいないのか 

大学の授業も、書店に行って本を読めばいい気がします。

 

私の弟も中3で親に半強制的に冬期講習に行かされたのですが、それ以外は塾・予備校に行かずに2番手進学校の公立高校ハイレベルクラスに,大学は国立落ちで私と同じ大学の別学部に合格しているので弟の方が教育コスト的には全然かかってないですね!

 

終わりに:部活の友人が「詐欺塾」とか言っていたがあながち的外れではないですね

 そんなこんなで、高校3年間予備校に通い続けた訳です。が、目標としていたノーベル賞受賞の旧帝大理学部どころか国立大学に受かることはできず、第何志望か分からない地元(しかし1時間半かかる)私立大学農学部に進学することになりました。

 

ついでに言うと高校受験に関しても、私の中学校から16人同じ高校を受けて私を除く全員が合格という私以外にとっては快挙となりました。

 

高校の部活の友人が同じ予備校に通っていたのですが、「詐欺塾」とか言っているのを話を合わせつつも「言い過ぎだろ」と心の底では思っていましたが、今思うとあながち間違っては無いなと感じますね。というか、その友人は高校2年の終わりで予備校を辞めているのですけど。

 

こうやって記事を書いていくうちに、予備校そのものが市販の教材より割高で能率の悪い講義を売る情報商材の一種のような「詐欺」的な存在なんじゃないのかな~と思えてきましたね。

 

今から15歳に戻れたとして、たとえ東大理3志望でも予備校に通うことは無いでしょう。この記事を中学生や高校生が見ていたら、予備校なんて愚かなものに通うのは辞めましょう。そんな暇があれば、書店で参考書を購入し、内職してササッと高校レベルの勉強を終わらせることを勧めますね。ただ、参考書だけだと分かりにくいかなと思う分野も出てくるでしょう。

 

その場合には塾や予備校に行くのではなく、動画授業である「【スタディサプリ】へ登録 」して自宅で有名講師の授業を聞いて問題集などで演習を重ねていくべきと思います。

 

 

 

学校の勉強は学校に通う以上は避けられないですが、余裕があれば大学レベルの新書や古典(資本論とか)を購入し内職して読むのも良いと思います。