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社会不適合者の社会派ブログ

目指せ!新世代の社会派ブロガー!

東証一部上場企業への内定は勝ち組とは言えない理由

2018年卒の就職活動も解禁されましたね! 4月18日にさらにリライト。

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 20代前半にして2回も退職を繰り返し、終身雇用などとは既に無縁の笹史(@sasashi1992)です!

 

2018年卒業の大学生の就職活動が始まっており、彼らの中には東証一部上場企業に内定を貰う方も一流大学の卒業生を中心に多くいるでしょう。日本独自の風潮と言える新卒一括採用は批判の声が高まっており、大企業それも東証第一部企業である電通過労自殺ヤマト運輸の未払い残業代問題といった労働問題が明らかになるなど大企業も決して恵まれた労働環境ではありません。

とはいえ就労せずに生きるには親が石油王や大資産家だったり株等で稼げないと難しく、後者を始めるに当たっては株などの頭金が必要となります。雇われずに生きるフリーランスも新卒では難しい側面があり、結局どこかの企業や官庁に就職することとなります。多くの人はやりたいことより安定や待遇を求めるので、就職希望として大企業に殺到することになります。数少ない大企業,特に東証一部上場企業に内定を貰えれば、世間的には勝ち組扱いと言われています。私は、新卒でもその後の転職でも中小企業にしか内定を貰えなかったので大企業に内定するということが、サッパリ理解できません。

最初の会社の顛末はコチラ→「適性のない仕事」に就職すると3ヶ月でクビになります@食品製造 

 

最も一部の企業ではすでに就活は終わっており、就職解禁から本気を出す時点で出遅れ組とも言えますが。

余談ですが、 私の知り合いでも業界最大手企業に3月に実質内定で、解禁後の4月の最終面接が確認程度という例も知っています。

 

 

中小にしか就職できない私の僻みではないですが、これから東証一部企業に内定をもらって就職する方には「羨ましい」というより「お可哀そうに」という感情が湧いてきます。私の親を含む世間の人達は「なで!?」と疑問に思う人多いそうですが、私にはその気持ちが理解できるので解説してみます。

 

 お品書き

 

 

1. 大企業に入っても辞めたくなる時代

本ブログで度々引用している、Atusi@ソラノカケラさんがお前ら、社畜で人生楽しいか?大企業や公務員でも辞めたいと感じるほど就労は割に合わない件では

 

ツイッターやまとめなんか見ていると、大企業や公務員といった中小零細勤めよりも遥かに恵まれている人たちでも「辞めたい」「辞めた」といった記事をそこそこ見かけます

私みたいな、先が無いことが分かりきっているブラック企業なら辞めるのも分からない話ではありませんが、恵まれた環境の人たちでもこういう風に思う人が多い

 と大企業とか公務員みたいな現代では、ブラック中小企業に在籍する層は勿論相対的に勝ち組扱いされる層ですら辞めたいと訴える層をの存在を指摘します。

 

記事では、大企業に入っても辞めたくなる理由として

仕事が辞めたくなる理由というのは、することよりも得られるものが見合わないことで辞めたくなるんです
分かりやすいのは給料が低いってのもそうですし、人間関係だって見返りの一つで、これが悪化して辞めるってのも
「耐えてまで得られるものは無い」
と判断したからってことに例外は無い

と結論付けてます。多少収入が良くても「全国転勤で地方回り」とか「理不尽な接待」とかあれば馬鹿馬鹿しくなるのは目に見えてますね。

しかも、「耐えてまで得られるものは無い」だけならまだしも

「脱北」ならぬ「脱日」が起きます~電通過労死事件と外国実習生過労死事件~

でも触れたように立派な大企業である電通に入社した新入社員が

自殺された方は東大出身ということですが、入って1年も経たずに自殺ということで遺族の悲しみもさることながら、東大卒という貴重な人材を食いつぶしているというとんでもない事態です

と「得られるもの以前に、命を落とす」という状況です。古い世代ですと、「過労自殺は甘え」という層も一定は居そうですが。

 

無論中小企業と異なり、残業代が全く支払われないというケースは少ないのでしょうが、いくら残業代があるからと言ってねぇ。しかも仕事の絶対量は大企業の方が多いので、下手すると徹夜で残業というのも珍しくないと聞きます。

 

 そのような人に目を付けて「みんなの退職記事」という名で主に大企業の退職経験者に寄稿記事を募集していた、イケダハヤト氏のような例もあります。

例:【さらば住友】8年間勤めたホワイト企業を退職し、子連れニートになります。 : まだ東京で消耗してるの?とにかく、今の時代大企業に入ったら「辞めるなんてあり得ない」ということはあり得ないのです。

 

2.退職するだけならば、中小零細企業が有利!

先ほども触れたように、新卒で大企業に入っても「辞めたい」と思う方は増えており、イケダハヤト氏の「みんなの退職記事」のように実際に「辞める」ということを実行する人もいます。が、大企業を辞めるに当たっては中小零細企業を辞めることよりも困難です

 

なぜなら、「大企業を退職すると親を始め外野が反対する」というリスクがあるためです。

 

大企業というのは世間体がいいので、親とか友人に「辞めたい」と相談すると引き止めに会う可能性が高くなります。もちろん中小零細ブラック企業を「辞めたい場合」でも反対される可能性はありますが、大企業の方が反対される確率は高いとネットなどを見ていても思いますね。

 

ちなみに、自分が退職したときはどちらも中小企業(前職は契約社員)ですが

新卒の会社:

「適性のない仕事」に就職すると3ヶ月でクビになります@食品製造

で述べたように『クビ宣告』後に、役員から親に電話された。

 前職:「退職決定後」に親に事後報告 でした。

早期離職なので色々言われましたが、退職そのものには反対されなかったです。

 このように退職そのものは一応すんなりと親に承諾は得ています。退職後の転職活動は面倒ですが…

 

特に、大手でも「電通」や大手飲食小売等の東証一部で規模だけは大きい『隠れブラック』だと一番厄介で

隠れブラックは外面が良いので場合によっては、親族や友人ですら、理解が得られない可能性もあるので、引き止めに合う可能性も高い
このブラック企業で消耗してる時に他人の意見を聞くというのは両刃の剣で、簡単に洗脳されやすいほど思考能力が鈍ってる状態なんですよね
だからこそ周囲の人間が口出しをしてきた場合、理解ある人だったら逃げるために背中を押してくれますが、そうでない場合は逃げ出さないための壁になる可能性が高い

優良企業に見えても要注意!「隠れブラック企業」の存在を知ろう! | お前ら、社畜で人生楽しいか?

中小零細企業よりも引き止めに遭う可能性が高いです。さりとて、事後報告ですと親が「労道」にマインドコントロールされている場合「なんで相談しなかったんで!」と怒鳴りだすこともあります。

 

以前の記事でも触れた電通の過労死女性に関しても、「死ぬくらいになら辞めればいいのに」とかいう意見がありますが、電通という表向きは優良企業を「辞める」なんていったら周囲、特に親が反対するのは目に見えてます。これが、中小零細ならお金の問題は置いといて、もっとすんなり辞めれたのでしょう。

 

という訳で、東証一部企業のような企業は世間体の良さが辞める時には「マイナス」にしか働きません。よって、「辞める」には「入る」のと同等orそれ以上の苦難が予想されますね。

終わりに:東証一部上場企業就職すらオワコン

「終身雇用」という言葉が死語のこの時代、新卒で就職しても早かれ遅かれ定年を待たずに入社した会社を「辞める」のが当たり前な時代が来ます。というか既に来てます。そのような時に、大企業特に「東証一部上場企業に就職」している方が「辞める」時に親や家族の反対に直面する可能性もあり得ます。

 

加えて大企業では、「ジョブローテーションとかいう制度のせいでスキルが身につかない」とか「全国に飛ばされる」とか「出世が・・」等のマイナス面があります。

 

それくらいで済めばまだしも、東芝みたく債務超過で無茶苦茶になってThe End ということもあり得ます。そうなると、ジョブローテーションで専門性とかが身につかずに会社から放り投げられると、私のようにたちまち失業者になりかねません。

 

こうなると、東証一部上場企業に就職したとしても負け組になることが分かってきます。かと言って中小企業は、給料や休日の日数面で不利になるという欠点が多く、就労自体がオワコンの「働いたら負け」状態と化しています。

 

極論言えば就労自体オワコンで、このニートさんの言う通り「働いたら負けです」。

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