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「結婚」や「社畜」どころではない「介護」という現実の話をする!

「介護」に比べると、「結婚」や「社畜」はある意味回避可能なだけマシかもしれんな。

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祖母が要介護の、笹史(@sasashi1992)です。

人生の重要イベントとして、就職や結婚というのはよく言われますが、最近では親や配偶者の「介護」も人生の重要イベントとして備えておくようにとかメディアでも話題になっていまね。

最も私に関しては結婚は、

「いらないこと」リスト~彼女なんて要らないもん!~ 

で述べたように絶対しないです。社畜は現状はカネがない上、流石にフリーランスになる手立てがないので就職しなくてはなりませんが、定年まで務まる気がしません。なので、正直薄給でもいいので定時で帰れてクビに(以下略)。

が、親の「介護」に関しては社畜を逃れようと、結婚をしないと決めても逃れることが出来ません。今回は、「結婚」や「社畜」よりよっぽど恐ろしい「介護」に関する話をしようと思います。

 お品書き

 親の「介護」問題は親が急死しない限り不回避! 親から独立する枷になる!

読者の皆さんは、親はご健在でしょうか?私は親は健在で、母が祖母を介護しております。

私は、社畜を逃れたらイケダハヤトさんみたく田舎暮らしをしようと最近考えたこともあります。が、親の介護という大きな課題が抱えていることを思うと、長男としてこの家から離れられないとも思っております。次男もいますが、私の母の弟(私の叔父)も東京で就職したきり、音信不通状態で今日も八つ当たりしながら介護していましたし。「働いとればいいのか」とか。ですので、私もこの叔父に会ったことがありません。

親の介護問題は、両親が同時に急死しない限りどうしても一番上の子どもにかかって来ると考えると、私が両親の「介護」問題に直面するときは近づいているのは確かですね。というか、母が祖母を介護しているのである意味直面しているのですが。

そうなると、就職も職種うんぬんより家から通える範囲になりますし、結婚しても相手の配偶者に義理の親の介護問題で迷惑とか掛けたくも無いと思うとますます結婚したくなくなります。

 施設に預ければいいとかいう意見もありますが、老人ホームに入れるにもお金がかかりますし、比較的安価な特養は要介護3以上が原則で何年も待つということを母から聞きました(母は特養勤務経験あり)。

そのため、特に裕福でもない場合は現状では多くの場合ある程度までは在宅で介護することを強いられることになり、人生の大きな枷となります。

介護には希望が有りません

介護で施設に預けられないとなると、在宅で介護を強いられることになりますが、介護というのは決して希望にあふれた営みではありません。

下の記事では、介護人材が不足する理由は「撤退戦」ということにあると指摘しております。これは介護を仕事にする場合に限らず、在宅介護をする場合でも同じで、私の祖母も介護が始まったのがおよそ3年前で、3年前はトイレに歩けましたが、今はトイレに行くことは出来くなったりと死に近づいていっている感が否めないですね。

 介護事業は慢性的に人材不足と言われる。

 よく「所得水準が低い」ことがその理由と言われるが、より根本的な理由は、介護が「撤退戦」だからだと思う。

 現実に照らすと、要介護者が介護が不要な状態に回復することは、基本的にない。むしろ、要介護者が死を迎えることによってのみ、介護は完了する。そもそもが「後ろ向き」の仕事だ。ある意味では「閉店が決まった店舗」で働くのと似ている。

文筆劇場/撤退戦としての介護事業

 人の世話をする職業として同じように薄給であるのが、保育士ですが介護程は慢性的な人材不足が騒がれてないのは、保育は日々成長していく「前向きな」仕事だからじゃないのかなと保育士未経験ですが思いますね。後は就職が決まらなかったりすると、介護を勧められたりしますが軽い気持ちで就ける仕事ではないですね。介護職の適性としては、よく言われる心優しい人より「撤退戦」でメンタルの耐えられる人の方が向いていると思いますね。優しい人であると病むのがオチと思います。

 

 

終わりに:介護は逃れられない上に撤退戦という最大の難関イベント。

介護の何が辛いかと未経験者が語りますと、肉体的な辛さもさながら、世話をする対象が状況が悪化する一方である「撤退戦」を強いられる所であるとは母の様子を見て感じますね。しかも、結婚は義務ではないので世間的な圧力を別にすればしなくて済みますね。社畜にしても不労働所得さえ築けば逃れられますし、そこまで行かなくとも転職という手段で職場を逃れられますし。

が、結婚と社畜を逃れても介護という問題は実の親である以上逃れられない問題であります。自分には夢のような話ですが、東京でバリバリエリートサラリーマンで出世コースだろうが親の介護の問題からは逃れられません。それで、介護のために地元に帰って、介護離職でつきっきりで世話してもストレスを溜めて自ら命を絶つという悲惨な結果に終わることも多々あります。

 そりゃ、子どもに世話になりたくないから老後のために資金を溜めるというキモチも理解できますね。子どもに「介護」を背負わすのは酷すぎます。介護地獄なら、結婚生活とかある意味耐えれそうで怖いくらいです!

なんとか、親の「介護」に関しては手を打たねば・・・