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The ブログ

目指せ!新世代の社会派ブロガー!

投資の「と」を読んで学ぼう!~せめて25歳で知りたかった投資の授業~

この内容は、投資をしようと思わない人も知っておきたい投資の一般教養ですね…

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高校では、数学の2次方程式や英作文より投資の基礎知識を教えるべきと思った笹史(@sasashi1992)です!

 

皆さん、投資にどのような印象を抱いているでしょうか?

本ブログの読者の方にも、投資とか胡散臭いとか楽してお金を稼いでけしからん、真面目に働け!という「真っ当な」人間も多いでしょう。私は流石にここまで偏見めいた考えをしていた訳ではないですが、投資の知識に関してはネットなどで断片的に知っていた程度で疎かったです。

 

一度ちゃんと勉強する必要があるなぁと感じていいましたので、投資関連の新書として「せめて25歳で知りたかった投資の授業」を購入して読んでみたのでレビューしてみることにしました。因みに、本記事を執筆したのは24歳なのでこの本に読むタイミングとしては良かったと言えますね。もちろん、26歳以上でもおススメしたいと思います。

 お品書き

 

1. 本書の概要

 「銀行に預けておきなさい」と親は言うけれど
お給料が入ったら銀行に預ける、貯金する。常識となっているこのお金の管理方法を疑ったことはありますか? 銀行に預けておけばお金が増える時代(そんな時代があったのです!)ではないいま、古い常識に囚われていては足をすくわれてしまいます。

 

賃金が大きく増える見込みもない現代の若者が、生涯を全うできる財産を築くためには、「投資」に向き合うことが必要です。本書は、20代、30代の方々に向けた、投資の入門書です。投資漫画『インベスターZ』のエピソードを多数引用し、「お金の学校」で教鞭をとる筆者が最新の事例を交えて親しみやすく解説します。投資をするなんて考えたこともない方にこそ、読んでいただきたい1冊です。

[新刊案内] 2017.01.16 | せめて25歳で知りたかった投資の授業 | 星海社

 本書の帯を見れば分かりますが、漫画「ドラゴン桜」の作者で有名な三田紀房氏とお金の教養を教えるファイナンシャルアカデミーがタッグを組んでおり、本書中では三田氏が現在連載中の「インベスタ―Z」のシーンを引用して投資の教養をオムニバス的に学んでいきます。漫画のシーンを挟んでいくので、投資とか専門的過ぎて難しく感じる一般人も分かりやすく「投資」の教養が身につくこと間違いありません。

 

2.一部シーン紹介と感想

ア.2時間目:「株式投資とは経営に参画すること」より

ところで株を買って投資をするということは、応援である一方、企業の経営に参画することでもあります。先ほど企業が株式を発行することは、新たなビジネスを始めるための資金調達源であると書きました。お金を出す代わりにあなたが手に入れるもの、それが経営権です。繰り返しになりますが、株式会社は、会社の権利をたくさんの株式という形に分割して売っています。例え1株でも株式を売って購入すれば、その瞬間から、あなたは会社のオーナーの1人になります。

この考え方を突き詰めていきますと、トヨタやグーグルのような世界的な大企業の経営権も「買える」ことになります。このような大企業で働いてなくても、応援したいという意思があるだけで、誰もが経営に参加できる。それが投資という世界です。 p30

 株という言葉を知らない人はいないでしょうが、株を買うという行為で経営者の1人になれるという点は知らない人もいるでしょう。自分も数年前までは、株って安く買って高く売って儲けるだけでしょ?と思っていたクチですが。。

 

トヨタやグーグルの経営権も買えると聞くとロマンにあふれます。経営と聞くと社長というイメージが強いと思いますが、トヨタやグーグルの社長になるには多大なる時間と(且つ不毛な権力闘争含む)労力を掛けて出世する必要があります。そうして社長になったところで所詮サラリーマン社長で数年でサヨウナラです。最近の電機メーカーの社長たちを見ても、会社のビジョン何て奴らは考えてないのは明白です。サラリーマン社長など出世レースの上りとしての「経営者」という役職に過ぎません。

 

それに対して、株を買うのはある程度の資金があればPCの前でポチポチやるだけという簡単なお仕事で権力闘争も何10年という歳月も要らずに経営者気取りが出来ます。それでいて株主総会では、責められるのは社長を始めとした(サラリーマン)経営陣で責めるのは投資家たちです。はっきり言って、経営者になりたいなら出世より株を買う方が早道にしか思えないのは私だけでしょうか?

 

イ.8時間目「歴史は何度でもくりかえす」より

ウォール街に、あるいは株式投資・投機に新しいものは何もない。ここで過去に起こったことは、これからも幾度となく繰り返されるだろう。この繰り返しも、人間の本性が変わらないからだ」p71

これは、 アメリカの投資家ジェシー・バリモアが1929年に起こった「暗黒の木曜日」と呼ばれる大恐慌の始まりの時に発した言葉です。最近では投資分野でも金融工学とかAIとかいう先進的な技術が使われてきていますが、投資というのは人の営みである以上所詮進歩するものでなく、進歩してもいけないものであると感じます。

 

一部投資家の中には、学校の勉強など役に立たぬ!、「社畜予備校」だと主張する者もいます。確かに不毛な受験競争的な勉強は即刻辞めるべきでありますし、本ブログ内でも幾度となく主張してきました。ましてや塾や予備校とか情弱ビジネスなので、そのようなお金と時間を投資に費やすべきです。

塾・予備校は行くだけ無駄!~金と時間を費やして私立進学の話をする~ 

 

ですが、投資で世間を読んでいくに当たっては歴史的な素養も必要になってくるのでは?と考えます。歴史的な素養に限らず、伸びそうな技術を持った企業を理解するための自然科学的な知識やら、地政学的リスクを理解するために地理的な素養やら...学校的な勉強が役に立たないというのは短絡的過ぎると考えます。まあ、これらは学校など行かずに独学できるのですが。

 

終わりに:「投資」の一般教養を野口英世1枚で学べる良作

前半から後半にかけて若干難しくはなりますが、終始漫画「インベスターZ」のシーンを挟みながら投資について易しい語り口で描かれております。なので、実際投資をやって見たい!となるかは別として投資について会話やニュースで話題になった時についていける程度の一般教養は身につくでしょう。

 

ただ、既に投資を始めてある程度経験のある方だと「こんなの常識だよ」という今更感があふれる駄作となるので、投資のノウハウを期待するのは違うかなと思います。

 

お値段も1000円未満と英世1枚で購入でき、1周読むのに1時間位で読めます。ですので、本書をカバンに入れて通勤通学時に読んでみると投資というものが身近に思えますね!

せめて25歳で知りたかった投資の授業 (星海社新書)

せめて25歳で知りたかった投資の授業 (星海社新書)

 

 

 

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