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地震学者は役たたず?~熊本地震から思う~【追記】

2016年4月14日、熊本県を中心に最大震度7の「熊本地震」が発生しました。

正直、地震のことに触れるべきか否か迷いました。

私は、熊本県とは遠く離れた地域に今も昔も在住しており尚且つ親せき等

熊本県民もいません。ですので、どうしても地震そのものに触れるにしても

ニュースで見聞きしたことが中心で被災された方に寄り添うと書いても

しょうがない気もしました。

 

で、「熊本地震」のニュースを聞いて「地学」について色々思うことが有りました。

地学(以下の文章では「地球惑星科学」とありますが同じ意味と思ってください。学術的には「地球惑星科学」とは不正確ですが、高等学校の科目などでは「地球惑星科学」とは呼ばれず「地学」とい言われるのでこちらを使います)とはなんぞやについて、日本地球惑星科学連合さんのホームページの定義を引用します。

私たち生命を育む地球は「奇跡の星」とよばれることがあります.地球惑星科学はこの「奇跡」がいかにして起きたのかを明らかにすることを究極の目標とする学問といえます.地球はどのように誕生し,生命がうまれたのか,生命を育む星は地球だけなのか,生命はどのように人類にいたる進化をとげたのか,地球は45億年の間にどのように変わってきたのか,人間の営みによって未来の環境はどうなるのか,といった誰もが一度は考えたことのあるような問いへの答えをさがす学問です.地球惑星科学はこのように「自然をまるごと理解する」ことをめざすほか,地震や火山噴火,集中豪雨といった自然災害や地球温暖化などの環境問題といった「社会に直接関わる地球の諸問題の本質を理解する」ことをめざすという一面もあります.

日本地球惑星科学連合 - 日本地球惑星科学連合とは

 赤線部が「地学」の基礎学問としての目標であり、青線部は応用としての目標です。

昨日は大地震でしたが、こういった地震について研究する「地学」の一分野を「地震学」と言います。

 地震のニュースなどで地震のメカニズム等を解説してくださるのは「地震学」者ですが、「地震学」に限らず「地学」分野の学者は「生物学」者や「物理学」者と比べあまりTVなどで見る機会が(こういった災害時を除き)無い気がします。そればかりか、「地学」を学べる学科は大学では物理や化学といった分野より偏差値が低かったりします

で、なぜそうなるのか仮説を立ててみました

 1.「地学」は他の理工系の学問より問題解決に役に立たない

 2.で、1の要因で企業において需要が無く就職が難しいため

の2つが要因だなと感じました。

 1.について解説

1と2について長くなりますが1つづつ、考えていきます。

 1では、「地震学」を例に挙げていきたいと思います。

地震学」で研究されているテーマの1例として

東京大学理学系研究科地球惑星科学専攻の井出研究室の例を挙げると

研究内容:地震現象の物理的理解へ向けて

 非常に希に社会のあり方を変えてしまうほどの巨大地震が起きます.一方,地球上あちこちでほとんどいつも無数の小さな地震が起きています.どちらも本質的には同じ現象,地下の断層で起きる破壊を伴うすべり運動(破壊すべり)です.巨大地震の破壊すべりは広範囲で起きますが,同じように大規模な破壊すべりが起きても地震波がほとんど出ないこともあります.地震の振る舞いは多様です.何がこの違いを生むのでしょうか?地震を根本から理解するには,プレート運動による応力の蓄積や,岩石の破壊と摩擦すべりを支配している法則について知る必要があります.地震の複雑さや多様性をなるべくシンプルで現実的な物理法則で説明し,その振る舞いの予測可能性を高める,それが私たちの目標です.

研究内容|井出研究室

 要するに地震現象を物理的に解明するのが研究目的らしいです。

なんですが、物理的に解明したところで「地震」のメカニズムは分かっても

地震」を予知することもまして「地震」を予防することもできません。

つまり、地震学」を知ったところで「地震」の問題解決にはつながらないのです。

むしろ、動物のほうが「地震学者」より「予知」に関しては優秀かもしれません

matome.naver.jp

 

最も、大地震予知ができたとして相手は地球なので「地震学」を駆使しても地震を止めることは不可能です。予知が出来ても、相手が強大すぎてその現象を止められないというのは地震にとどまらず火山の噴火(火山学)や台風(気象学)といった「地学」分野の特徴です。これが、感染症であれば大流行の予知が出来ますし(それでも外れることもありますが)、予知できれば既知の感染症であれば「生物学」の応用分野の「医学」や「薬学」を駆使してワクチン等も作れることも出来ます。予知が難しく、予知できても逃げるくらいしか対処法のない「地学」という分野はそもそも人間の手に負えない学問分野かもしれません。

 

追記

(2016年4/16追記)2016年4月16日に、熊本を震源として先日より規模が大きい(M7.3)地震が起こりました。あるTV番組で、大学の総長を務めているらしい地震学者が「断層のデータ」を持ち出して地震についての解説をしていました。そのことに関しては、解説者という仕事なので問題ないとして「この断層は400年前に地震が起きたので大丈夫でしょう」ということを言っていたのには無責任と思いました。

そもそも、昨日(4/15)の段階で「後の地震は余震」ですと散々言った挙句

実は4/14からの一連の地震は前震で今日の地震が本震でしたとなっています。

自分のことを棚上げして言いますが、誰1人と今日の地震が本震だと予測できた人はいない筈です。地震学」を知っていても、直近で結局もっと規模の大きい地震が起こることすら分からないわけです。やっぱり、地震学」を知ったところで「地震」の問題解決にはつながらないのです。

↓ 無責任だとどうなるかは

sasashi0526.hateblo.jp

 をご覧ください

 

「動物」云々の話と2はまた後日です。

→2016年4月16日に本震が起きました、そのため1.について

もう少し思うことがあり、それ以外でも思うところがあるので

まだまだ先かもしれません

 

ではでは。